面倒なくBCP&バックアップ対策まわりをまるっと解決!
サーバー移転を機に、クラウド環境の構築やBCP対策をグレードアップさせたい。そんなご依頼をいただくことが増えています。そのようなご依頼を受けた時に求められるのが、既存ソリューションだけではなく、お客様ごとのニーズや制約などに合わせた柔軟な対応です。
今回ご紹介するお客様からは、基幹システムの稼働する自社サーバールームの閉鎖によって引越しをすることになったのをきっかけに、自社のポリシーに合った自由度の高いクラウド環境を構築したいというお声がけをいただきました。
プロジェクト概要
業種 | 製造業 |
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規模 | 従業員数2500名 基幹系サーバー25台、
プライベートクラウド(専用ノード3台 計 CPU:90core, MEM:600GB, DISK:13TB) |
構築期間 | 4ヶ月間 |
サービス | インフラデザイン、プライベートクラウド構築、移行支援、バックアップ、BCP対策 |
課題・要望
- ・有事の際にすぐに利用できるBCP(バックアップ)環境を構築したい。
- ・クラウドサービスだけど、vCenterは自分達で触りたい。
- ・クラウドサービスだけど、自分達専用の設備で構成してほしい。
ただクラウドへ移設しBCP対策を実施するだけではなく、実際に利用するシーンを想定した構成デザインや、今の運用をそのまま引き継げるような構成をご要望でした。
システム概要と構成

- OSイメージバックアップの遠隔地コピー&遠隔地自動デプロイを構築。日本海側サイトと太平洋側サイト間で、バックアップデータを毎日コピー転送できるように。
- 現行運用メンバーの業務をそのまま引き継げるよう、お客様専用のクラウドノードをご用意するとともに、専用のvCenter環境と管理NW環境を構築。
- 有事の際に、バックアップサイトでもメインサイトと同じIPを意識せずに即利用できるよう、クローズドVPN網レベルでアクティブ/スタンバイサイトを構築。
- 仮想基盤に収容できないサーバーはハウジングでお預かりし、テープ交換運用を代行。
導入効果
- プライベートクラウド(合計リソース形式)の契約になったことで中長期的な予算計画が可能になり、サーバー立ち上げが必要になるたび発生していた社内稟議が不要になりました。
- 専用ノードと専用vCenterの利用により、お客様サーバー構築担当者が自由に仮想マシンの立ち上げ、リソースの変更割り当てが出来るようになり、社内のサーバー準備にかかる時間を削減できるようになりました。
- 担当SE、担当営業の声
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- ・営業的にはクラウド設備で用意している専用ノード設備をお客様専用でアサインするのは勇気が必要でしたが、お客様の希望を実現するために社内で調整させていただきました。
- ・提案時には、遠隔地コピー転送のサービスメニューは存在していませんでした。しかし、社内で営業と技術でPJチームを作り、結果として短期間でメニュー立ち上げを行うことができました。
まずは資料ダウンロードから!
お客様のニーズ実現を第一に、メニューにないものも全力で取り組みます。
まずはご相談・お問い合わせ・資料ダウンロードをお願いいたします!